2014年6月16日月曜日

日本劇作家大会2014 豊岡大会行ってきマシタ。


行ってきました。
バイクで。


ウソです


このかっちょいいバイクは、長久手市文化の家の籾山さんのです。
せっかくなので一緒に撮っらせもらいましたの。
ちょっと虚勢をはってポーズきめてみましたが、腰が、、、完全に逃げ腰です
ビビってます。左あしの角度ヘン
写真では小心者が隠せない・・・。
はい、行ってきました。

日本劇作家大会2014 豊岡大会in城崎温泉
一足先についた藤井友紀から「ここは若干戦場です」メール。
お洋服は甲冑ね。(お洋服じゃないな、お和服?)

個人的にはiakuの公演が観れるのが一番楽しみでした。
そして、期待どおりのすごくいい時間でした。
たくさん人が集まるところに出向くことにはあんまり燃えず、劇作家でもないので、「うおーーー」って感じでもなく、むしろ「遠出=いろいろ食べるのが楽しみ」。。。
しかし、膨大な企画と強行スケジュールに、移動に次ぐ移動で言うほど食を満喫できず、帰り道のサービスエリアでぎりぎり但馬牛カルビ丼にありつく有様。
図らずも結果演劇にまみれた3日間でした。
そして、キャリアもネームバリューもある大人たちが、普段やり慣れないことに力を合わせて一所懸命がんばる姿に、図らずも胸打たれました。

いやしかし温泉街っていいなー。どうしてああ時間軸がくるわされるんだろう。
足湯で肉まんをほおばり、露店でビールを飲み。
千と千尋の神隠しを彷彿とさせられる。そういうものを文化が共存できる街って理想やなー。豊岡市オーエンします!!

3年前に劇王の広島開催を段どって、ちょっとずつ築いてきた人脈、ちょっとずつ形にしていった関係性、ちょっとずつ前進させてきた他地域との繋がり。それらがこの大会の参加でなんとなくふんわーりかたちになってきたかナーということが感じられたのがウレシイです。いろんな各地の人に再開できましたし。
大会に参加した中国支部の面々にも後日色々話を聞くのが楽しみです。
長崎のF's Companyの福田さんとゆっくり話ができたのも良かったです。
実際福田さんご自身も、熊本大会に参加したことをきっかけに、長崎の劇作家から、日本の劇作家に意識がチェンジされたそうです。広島の作家たちにとってもそういうスイッチになってくれてたらいたらいいなあと思いました。

中国支部を再スタートさせたときにつまづいたのは、「劇作家」というジャンルに「協会」という集団がはたしてどういう意味を持つのか、ということでした。
だって、けっきょく書く作業なんて独りの問題だし。
それは「これこれこうだからだよ」という大義名分のない矛盾だらけなあれこれで答えなど出ず、結果自分たちなりに一所懸命答えをみつけていけたらいいね、というあいまいなものでした。
徒党を組むのは簡単です。マニュアルさえあれば、集団化してそれっぽい形にするのも。
大変なのは、実(じつ)のある活動を継続していくことだと思います。
自己満足や外的評価に耽溺したりとか権威に左右されるのではなく、自分たちにとって未来に繋がる活動として続けていく人たちの集まりにするのが、大変なんだと思います。
その性質上、演劇ってどうしてもある種の内向性が強くなります。そことどう闘っていくかって、やっぱ悩みます。
勉強のため成長のためとかあれこれ言い訳しながらマイナス思考で保守派なくせにこんなに厭々頑張っている自分を認めてよと自己顕示する人が自分の居場所を探して行きつくところ=演劇・・・はぜったいいやだー。
かっこいいんだぜ。演劇をやっていることはなんかかっこいいんだぜ、ホラあんな素敵な人がいるじゃん、なんかわかんないけどあの演劇やってるってひと魅力的じゃん、恋しちゃいそうだよね、とか言いたい言いたい、せっかくなら。

ちなみに、個人的に一番狂喜乱舞したことは、藤井友紀がレセプションの余興のプレゼント大会で、あの、大会場大人数の中で、
大賞の「せりふの時代、全巻プレゼント」を見事あてたことでした。
・・・神が憑いている、演劇の神が。
ただものではないと思っていましたが、さすがです、藤井さん。