2018年6月16日土曜日

【事業】新平和・終演しました

たくさんのご来場、本当にありがとうございました。
私は舞台に立つ側の人間ではもはやないですが、ひりひりと感じること、ざわざわとすること、多くの経験のあった現場でした。
本番前は深夜まで稽古が続き、睡眠時間が3時間を切ることも多く、精神的にも肉体的もひじょーにキツかったです。しかし、たった3日間の、たった1時間程度の舞台に、命を燃やすように臨む演者たちは頼もしく愛おしく(時に腹立たしく(笑))、彼らのこの生易しくない日々が生きる未来を、広島の舞台文化の現場に創らなければ、と改めて強く感じる日々でした。だから全然終わった感がしないのがまたつらいんですけど・・・ものすごく久しぶりにぐうたらな週末を送っております・・・。

来年はいよいよ、本公演。
たくさんの課題と壮大な計画に向けて、歩みは止まることがありません。
本公演に向けて、広島アクターズラボ第3期生の募集始めております。
詳しくはこちらをクリックください。(7/31応募締め切り)

わたしは制作として創作の過程の記録を残すのも仕事の一環なのですが、なにせこのラボに関しては実質、制作の実業務を一人でやることになっているので、どうしても後回し気味でした。
記録写真程度に一眼レフ(NikonD5000。考えてみれば無色透明を起ち上げた年くらいに購入した気がするから2010年くらいから使ってるんだね・・・)を使ってはいましたが、とにかく舞台の写真は撮るのがすごくむつかしい。好きなんですがなかなか上達しない日々(どこかで結局演劇なんて残せるもんじゃないし、とか思ってたし)しかし・・・それではダメなのだ、ということを痛感することがありまして、一念発起してカメラ小僧の扉を叩いた現場でもありました。
もともと写真は好きなのですが・・・基本演劇関係外撮る時間がないんすよね・・・・。
そんな自分の怠惰を打ち砕くべく、敬愛する写真家さんからのおススメもあって、人生何度目かの清水の舞台からのダイブ。
すごく手のかかる上に重たい(笑)新しい恋人ができました(笑)

サエダのおにーさんが気を利かせて難しいだろうから、と
わざわざつけて下さったストラップは速攻かわいいやつに変えてしまいましたが。

ここ最近の、苦しい日々で唯一のココロオドル出来事でしたわあ~~~悩みに悩み、基本「餅は餅屋」がモットーですからカメラのことはカメラ屋さん。カメラのサエダのお兄さんを半日拉致も同然で連れまわした挙句、レンズフィルターも液晶保護シールもどうせ買わなきゃいけんのじゃけ、まとめて買うから全部つけて渡してくれ、と(ちゃんと一応)お願いしまして。(なんというか「わたしおばさんになれたのだな」と実感できる時間でした(笑))
そんな経緯もあって好き好き大好きなんですが案の定絶賛片想い中です。ここまで格上の相手ですとたじたじでございます。もはや「オート」の設定などないこのカメラ。アコーディオン弾くみたいに指を動かしてないと撮れない。アドバイスをくださった写真家の松原さんによると「とにかく撮って撮って撮りまくること!それしか上達の道はない!」とのこと。写真って演劇と一緒なのね(涙)改めてフォトグラファーへのリスペクトが募っております。

そんなこんなで、舞台ができるまでの記録です。(念のため写真の無断転用はご遠慮ください)
安芸高田市での合宿。メインの美術を創り上げました



後半のチエ子はアイロン素材のトルソーに手作業で糸を織り込みました

 話し合いに次ぐ話し合い


















楽公演直前、再び全員で舞台のもとである中島地区に行ってました





ゲネプロ