2018年8月9日木曜日

【事業】福祉&演劇「広場をつくろう2018」開催します

延期しておりましたセミナー、開催をいたします。
今週末です。
広島ではなかなか聞けない講座ですので、ぜひともご参加いただければと思います。
 お申込みフォームはこちらをクリックください
【第1部・講演】14:30-16:30
「可能性の芸術について」講師/吉野さつき(愛知大学文学部教授)
講師に吉野氏をお迎えして、吉野氏が取り組まれて来た障がい者と芸術に関わる活動事例や現在・未来への取り組みについてお話頂きます。
また、過去に吉野氏が研究報告に携わられた「障がい者による舞台芸術に関するケーススタディ調査」(日本財団パラリンピックサポートセンター・パラリンピック研究会)にて、宮崎「まあるい劇場」での活動がケーススタディの一つとして取り上げられた劇作家・演出家の永山智行氏をゲストに迎え、障がいのある方達との表現研究についてお話を伺います。

【第2部・研究発表】17:30-19:30
発表者/山田めい、坂田光平、アドバイザー/吉野さつき
去年度1年間、障がいのある方達とのワークショップを行って来たファシリテーター2名による研究発表を元にアドバイザーや参加者の方たちとディスカッションを行います。

【参加費】1,000円
【場所】広島市東区民文化センター 大会議室
【お申込み】舞台芸術制作室 無色透明
a.p.musyokutoumei@gmail.com
090-7892-8925(代表番号)

【講師、ゲストプロフィール】
講師:吉野さつきさん(愛知大学文学部教授)
英国シティ大学大学院でアーツ・マネジメントを学ぶ。公共ホール勤務、英国での研修(文化庁派遣芸術家在外研修員)後、コーディネーターとして、教育、福祉、ビジネスなどの現場でアーティストによるワークショップを数多く企画。アウトリーチ事業やコミュニティアーツプログラム、ワークショップ等の企画運営を担う人材育成にも各地で携わる。障害と芸術に関わる調査研究として日本財団パラリンピックサポートセンターとの共同による「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告書」「障がい者による舞台芸術活動に関するケーススタディ調査」(2106年)がある。2017年度より厚生労働省の障害者芸術文化活動普及支援事業評価委員。

ゲスト:永山智行さん(劇作家・演出家)
1967年生れ。劇作家、演出家。劇団こふく劇場代表。
2001年『so badyear』でAAF戯曲賞受賞。
同作をはじめ、戯曲は劇団外での上演も多く、2005年に東京国際芸術祭参加作品として書き下ろした『昏睡』は、2009年には、青年団の中心的俳優、山内健司・兵藤公美の二人芝居として、神里雄大(岡崎藝術座)演出により上演された。また地点の演出家・三浦基との共同作業として、『お伽草紙/戯曲』(劇団うりんこ・2010)、『Kappa/或小説』(地点・2011)の戯曲も担当した。
2006年10月から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターを務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリーズ」を企画・演出するなど、地域における演劇の質の向上と、広がりを願い活動している。
2018年、代表を務める「劇団こふく劇場」が平成30年度宮崎県地域づくり大賞受賞