2018年9月3日月曜日

週末は安芸高田市へ

日刊わしらのご縁で、アクターズラボの合宿場所を提供してくださり(こちらの記事ですね)大変お世話になった明木さんは普段からとてもアクティブな方なんですが 「安芸陸前高田夢応援団」という活動もされてらっしゃいます。
この度の豪雨災害で安芸高田市の被災も大きく、未だに芸備線は復旧していません。ただ大きな箇所が徐々に終了してく中ボランティアセンターも活動を終了しており、個々の農地に関してなどは明木さん達のような任意団体の呼びかけで引き続き復旧のお手伝いをしている現状です。人も若者も少ない地域での作業の困難さに心が痛みます。

この週末は9月で唯一行事がなかったので、事務局員の藤井と作業のお手伝いに行ってきました。
田んぼに水を引く水路なのですが、狭くて深くてユンボが入らないそうで、手作業で土砂を掻き出さないといけないそうです。深いので土嚢を引き上げるのも一苦労。川の水を利用して消防団のポンプで土砂を飛ばそうという段取りも並行しつつだったのですが、わたしは機械のことはよくわからないので、アナログ作業の方に参加してました。
川が溢れたせいか、泥だけじゃなく石がものすごくたくさんあったのでなかなかスコップがささらず、効率が上がらずで頭をかかえましたΣ(; ゚Д゚)水量が多く泥に足を取られるので「とりあえず勾配をつけて水を流しましょう」作戦で土砂をまず端によけていきました。
ただわたしはものすごくカエルが苦手なので・・・・・・・・(地元の方々に笑われながら)大きいカエルを藤井さんによけてもらいながら作業しました(でも藤井さんがことごとくカエルを水の中に逃がすので、濁った水からまた飛び出てくるんじゃないかという恐怖がとまらないでした・・・)
地元のおじちゃんに「女の子にはきつい作業じゃけえ無理かもねえ」とご心配頂きましたが、お気遣いに感謝を述べて、ちゃんと土嚢を引き上げる作業も運ぶ作業も無事お手伝いできました。明木さんに「事務職じゃなかったっけ?」と聞かれ「演劇やってるんで大丈夫です」と謎の返事をしてしまいましたが。舞台の仕込みで平台とかを運んでいてよかったと思います。
どうか一日も早く皆さんの心が休まる日が来ることを願ってやみません。
写真は「安芸陸前高田夢応援団」さんのサイトより。