2014年6月10日火曜日

【事業】ジャナグルJr コンサートツアー2014 fromジンバブエ広島公演、無事終了しました!


ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
スゴイ逆光でわたし以外の判別が困難ですが・・・(これでもかなり修正したんです)東区民文化センター入りしたジャナグルのメンバーと記念写真。
左からムナシェ、ツィツィ、わたしをはさんで、ティノ、ケース(ケースはジャナグルアートセンターの先生。本名は難しすぎて発音もできなかったので、ケースは愛称^^)ティーチ、そして先生のクライヴ
はー、覚えた!!
去年はばったばたでキッズの名前も聞けなかったから「今年は全員覚える!!」を目標に。
みんな朗らかでかわいくて。この事業は個人的に癒されます・・・。

企画者の高橋朋子さんも、パワフルでリベロでおおらかな方です。
今でこそ、アフリカの子どもたちの教育のために尽力されていますが、そもそものきっかけはボブ・マーリーに憧れてジンバブエに渡ったてエピソードからもその人柄がうかがえます^^

前日の福岡で「安かったから」という理由だけでおそらく国民宿舎のキャンプ場みたいなところに泊まってしまったらしく、「携帯の充電もできず電波も入らなくてごめんなさいね!」と高橋さん。
電気がないもんで、煮炊きにも困り、外でお湯を沸かしたりしていたらしいです・・・。
そのエピソードがまたステキで、薪で火をおこさないといけないから子どもたちに「拾ってきて!」というと、子どもたちは慣れているからあっという間にたくさんの薪をあつめてきて、火をおこすのもマッチ一本で絶対消えないように上手に火をたくんだそうです。
10歳とか13歳ですけど!!
ダンスのなかにもありましたが、水汲みも子どもの仕事だそうで、頭にツボを乗せて運ぶのだそうですが、小学生の時からやっているので絶対落とさないそうです。
ムナシェとツィツィも重たい焼き物のツボをとても上手にアタマにのせて踊ります。
なんというか・・・たくましい。

子どもたちの自己紹介。一生懸命覚えている子どもコミュニティネット事務局長の小笠原さん^^

 豚肉やソーセージが食べられないので、炊き出し用に塩麹で鶏ハムをつくったよ♪

これジンバブエ製、完全手編みのかごバック。
スゴイクオリティです・・・鞄マニアのわたしでもちょっと臆するくらい・・。
めちゃ丁寧な仕事。実際向こうでジャガイモとかを運んだりするときに使うためにつくっているとあってものすごい頑丈。
使いこなせるかな・・・

かごバックで思い出すのはジェーン・バーキン。
彼女は荷物がとっても多くて、普通の鞄じゃ事足りずいつも柳のかごにどさどさモノを入れて持ち歩いてたんだそうです。
いつものようにそれをもって飛行機に(ファーストクラス)乗っていたら、隣の席がエルメスの当時の社長だったそうな。
ジェーンのカゴバックをみて社長が言ったことは「僕が君のためになんでも入る鞄を作ってあげる」
そうして生まれたのが、あの「バーキン・バック」なのですね。
もちろん、第一号はジェーンに贈られたわけです。
日本では「バーキンにものをたくさん入れるのはお洒落じゃない」とか言われているらしいですが・・・この所以をしるとちゃんちゃらおかしな話だと思ってしまうのです。
だって、当のジェーンはいつもバーキンバックに満タンに荷物を詰めて持ち歩いていたそうですもの。
それは子どもの写真アルバムや、ゲンズブールから初めてもらったラブレター(メモ用紙だか電報だか)だったり家族からの手紙だったり。
自分の荷物の多さにげんなりするときは、わたしこのエピソードを思い出すようにしています(笑)
わたしもこのジンバブエのかごバックに、大事なものどさどさ詰めて歩けるようになりたいです。