2017年6月21日水曜日

【アクターズラボ】申込み〆切間近!!

2期生の申し込み締め切りは6/30(金)です!
ご応募まだ間に合いますので、ご興味がある方はぜひとも!

アクターズラボとは?
俳優のためのラボラトリー (研究室)の意味。公演のために 行う稽古だけではなく、演技のための意識や批評、表現方法、 対話の重要性などを課題を通して体得していきます。

俳優養成所との違い
アクターズと名乗ってはいますが、俳優の技術だけでなく劇作、演出、スタッフ、演劇に関わるあらゆるを広く、また長期的に自ら考え研究していくことを目的としています。

どんなことをするの?
様々なワークを通して自分の呼吸や体づくりといった身体性と、観察眼や想像力など俳優のみならず演劇づくりに必要な感性を総合的に養います。

こんなこともしています。
広島アクターズラボでは常に自分がどう感じたか、どう考えたかを批評し、メンバー同士で対話を繰り返すことで、集団創作の豊かさを学びます。

発表や公演はあるの?
定期的に試演会を実施。舞台に立つだけでなく、作品作りから、スタッフワークまでメンバー同士で取り組みながら、作品創作の総合技術を向上させます。

かかるお金は?
年間 60,000 円30,000 円を前後期の2回に分けて納めます。また、この2回以上の分割納入についてもご相談いただけます。

選考の方法は?
1期生の試演会中に無料で行われる、第1回の講座にご参加ください。雰囲気や相性をご判断いただいた上、書類と講師との面談によって決定します。

参加の条件は?
18 歳以上(高校生不可)であれば経験の有無は問いません。基礎をしっかりと身につけた俳優、劇作家、演出家志望の方、スキルアップをしたい方など幅広く募集しています。

【講師プロフィール・柳沼昭徳】
京都の劇団「烏丸ストロークロック」代表。
フィールドワークを行いながら現代社会のあり様に向かい合い、モノローグを活かした心象風景を作品に描き込む事で濃密な舞台を創り出す。『福音書』で第 24 回 Kyoto 演劇フェスティバル Kyoto 大賞受賞。『八月、鳩は還るか』で第 18 回 OMS 戯曲賞最終選考ノミネート。全国各地で高校生から高齢者までを対象とするワークショップや、市民参加劇の脚本・演出も手がける。
第 60 回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート・平成 28 年度京都市芸術新人賞受賞


■メールでのご応募
1. 件名欄に「アクターズラボ応募」とご記入のうえ、以下に空メールをお送りください。
a.p.musyokutoumei@gmail.com 
2. 折り返しお送りするアドレスの WEB フォームに必要事項をご記入いただき送信ください。
■郵送でのご応募
1. 下の用紙をダウンロード頂き、必要事項をご記入ください。
2. バストアップ写真(どのようなものでも構いません)をご同封ください。
3. 下記宛までご送付ください。締め切り 2017 年 6 月 30 日(消印有効)
〒733-0011 広島市西区横川町 2 丁目3ー 1 川崎ビル 2 階
舞台芸術制作室 無色透明 宛

2017年6月15日木曜日

【アクターズラボ】ご来場ありがとうございました。

広島アクターズラボからうまれた五色劇場試演会「新平和」、無事終演いたしました。
本番直前で役者の降板があったり、狭いお席へのご案内などで、ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ありませんでした。
その上で、ご来場くださったみなさま、お力添え下さったみなさま、本当にありがとうございました。
Facebookやツイッター上に、感想をあげて下さっている方も多く、感謝の念に絶えません。

ただ、殊日本人的と言いますか、大変な思いをしたものに関して人はどうしてもいい感想にしか目を向けにくい、耳を傾けにくい傾向を否めません。また、書かれる方もどうしても批判的な事はweb上などでは声をあげにくいと思います。
わたしは制作と言う立場上、来てくださいと言ってチケットを売り、そのあとには好評を拾って次につなげる作業をしておりますが、心底それに没頭しないようにしています。うまく言葉にできませんが。

「すべての人にとって面白い」「誰にとってもいいものだ」と言うものは存在しませんし、演劇はそうあってはならないと思っています。
良いと思う人もいれば、イマイチだと思う人もいる、不愉快だと思う人もいらっしゃるでしょう。それが、健全であり、演劇を自由に観る大事な要素だと思うのです。
「時間をかけさせてお金をとって不愉快な思いをさせるのか」とお叱りを受けるかもしれませんが、それでも、わたしは足をお運びいただいたことに感謝の気持ちをお伝えすることしかできません。
我々は、いつでもそういう不安の中に居なければならないと思っています。
楽しんで頂きたいと思う反面、その中で責任をもって作品を打ち出す勇気を持ち、やり抜かねばなりません。
絶対大丈夫、これなら誰も不愉快にさせないし、怒られない、やってるみんなもしんどくなくてお金もかからなくて楽しくてハッピーオンリー、という安心と安全にくるまれた毒にも薬にもならない創作だけは、やらない様にしたいと思っています。

それがその人にとって、良い物か良くないものかは主観ですから、こちらではどうすることもできませんし、操作してはならないものです。
しかし、可能な限り良い物であって欲しいと思いながら創ります。そして最低限の責任として、提供するものは丁寧で良質な仕事でなければ、と思っています。
ポテトサラダが嫌いな人にとっては、それがどんな良い野菜でどんな良い調味料でどんな辣腕の料理人によるポテトサラダであろうとキライなはずです。だからと言って、悪い野菜を使ったり、調理に手を抜いたりすることは許されない。提供するポテトサラダは今自分ができる最良のものをお出しせねば。そこまでした上で「そもそもマヨネーズ嫌いだから」と言われたいと思います。
それが、不特定多数の方に作品を提供する責務だと思っています。

今回の作品でも、称賛してくださる方がいらっしゃる反面、厳しい感想をお持ちになった方もいらっしゃると思います。
その事も忘却せず心に留め、研鑽を重ね、真摯に向き合い、クオリティを高めながら未来へつなげていく所存です。
本当にどうもありがとうございました。

舞台芸術制作室 無色透明  岩崎きえ

終演・バラシ後、オペ席に演出の柳沼さんの台本置き忘れられていて、
自分の本番のダメ出しが記入されているのではないかと群がって確認する役者たち(笑)

ありがとうございました!


2017年6月9日金曜日

【アクターズラボ】新平和公演について、お詫び

出演を予定しておりました梶田慎吾は、諸事情により降板することとなりました。
楽しみにしてくださっていたお客様に心からお詫び申し上げます。

2017年6月7日水曜日

【アクターズラボ】本日の中国新聞文化面に掲載頂きました

いよいよ明日から小屋入りです。
稽古も佳境です。
6/9(金)19:30、6/10(土)19:00は前売りは完売しております若干数当日券を発行いたします。当日券の販売は、開演の45分前です。よろしくお願いいたします。
6/10(土)13:00の残席もわずかですので、行ってみようかな?と思ってくださった方は、お早めに連絡いただけますと幸いです。
6/11(日)は、13:00・16:00ともまだお席のご用意ができます

60分という時間は人生の中ではごくわずかな時間ですが、劇場と言う特殊な場所で、少し日常から離れるその60分が、お客様の人生にとって豊かで有意義な瞬間になることを願い、キャストスタッフ一丸となって邁進しております。
足をお運びくださったみなさまに失礼のない、魂を込めた作品をお送りいたしたいと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

●日時/2017年
6月9日(金)19:30(前売り完売)
6月10日(土)13:00/19:00★(19:00の回前売り完売)
6月11日(日)13:00/16:00
上演時間・約1時間
★アフタートーク有り
ゲスト・永山智行(劇団こふく劇場)
●料金/一般前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下前売り500円(当日 1,000円)
●作・演出・構成/柳沼昭徳(烏丸ストロークロック)
●出演・スタッフ/芦田なつみ、落合晶子、梶田真悟、川村祥太、坂田光平、坂本悦子、佐々木あや、武田宜裕、田村優子、中島由美子、藤井友紀、山川愛美、山田めい
制作/岩﨑きえ(舞台芸術制作室 無色透明)
●主催/舞台芸術制作室 無色透明 広島市東区民文化センター

【広島アクターズラボと「五色劇場」について】
俳優の技術向上のみならず、想像力や表現力の向上など総合的で継続的な演劇研修を目的として、2016年6月、広島で舞台芸術の制作をおこなう”舞台芸術制作室無色透明”が広島アクターズラボとして開講する。
講師として、岸田戯曲賞ノミネート、京都市芸術家新人賞受賞と昨今活躍めざましい劇作・演出家の柳沼昭徳氏が指導にあたり、毎月、表現と批評の2つの柱からなる数々のワークを通して、メンバー間で対話と研鑽を積んでいる。
本試演会では、演劇の持つ集団制作の側面に特に注目し、「五色劇場」という仮想的な劇団を立ち上げ、俳優のみならず、フィールドワークから資料集め、スタッフワークまで公演にかかる多くをメンバーで担い合っている。

【作品「新平和」について】
広島への原爆投下。あれから70余年、全国的に原爆だけでなくあらゆる戦争への記憶が薄れつつある現在、ここ被爆地広島においても、家族、友人、同僚など日常生活の中で原爆について語り、思いを巡らす時間は次第に失われつつあります。
それは舞台芸術も同じく、全国的に見ても、広島においても原爆を扱った作品は時間を経るごとに、当事者の高齢化と共に少なくなり、この先はさらに数を減らしていくことは確かでしょう。
広島に生きる私たちに、語れることはないのだろうか。
そうした問いから、私たちは2016年8月6日の朝、広島市平和記念公園に赴き「現代のその日」を目撃しました。
多くの人で埋め尽くされたそこには、当初の想定を上回る圧倒的な混沌と、言葉では語りようのない”何か”がありました。
この作品は、1945年の原爆投下という惨劇と2016年そこに生まれた語りようのない”何か”を、メンバーで対話を重ねながら舞台に映し出す試みです。願わくばこの作品が今を生きる人びとにとって、原爆や戦争、そして人間を語り合うためのきっかけになれば幸いです



2017年6月5日月曜日

【アクターズラボ】初日と土曜日ソワレは前売り完売です。

いよいよ今週末になりました。
怒涛の強化合宿を昨日終え、今日から小屋入りまでは市内で再び稽古三昧です。
9日(金)と10日(土)19:00の回は、前売り完売いたしました。
若干数ですが当日券をご用意させていただきます。どうしてもこの日じゃないと、と言う方は、開場45分間前から当日券を販売いたしますので、直接劇場にお越しください。
また、土曜日13:00と日曜日は、まだまだご予約いただけます。
ご予約フォームはこちらです。

広島アクターズラボから生まれた「五色劇場」試演会「新平和」
●日時/2017年
6月9日(金)19:30
6月10日(土)13:00/19:00★
6月11日(日)13:00/16:00
★アフタートーク有り
ゲスト・永山智行(劇団こふく劇場)
●料金/一般前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下前売り500円(当日 1,000円)
●作・演出・構成/柳沼昭徳(烏丸ストロークロック)
●出演・スタッフ/芦田なつみ、落合晶子、梶田真悟、川村祥太、坂田光平、坂本悦子、佐々木あや、武田宜裕、田村優子、中島由美子、藤井友紀、山川愛美、山田めい
制作/岩﨑きえ(舞台芸術制作室 無色透明)
●主催/舞台芸術制作室 無色透明 広島市東区民文化センター

【広島アクターズラボと「五色劇場」について】
俳優の技術向上のみならず、想像力や表現力の向上など総合的で継続的な演劇研修を目的として、2016年6月、広島で舞台芸術の制作をおこなう”舞台芸術制作室無色透明”が広島アクターズラボとして開講する。
講師として、岸田戯曲賞ノミネート、京都市芸術家新人賞受賞と昨今活躍めざましい劇作・演出家の柳沼昭徳氏が指導にあたり、毎月、表現と批評の2つの柱からなる数々のワークを通して、メンバー間で対話と研鑽を積んでいる。
本試演会では、演劇の持つ集団制作の側面に特に注目し、「五色劇場」という仮想的な劇団を立ち上げ、俳優のみならず、フィールドワークから資料集め、スタッフワークまで公演にかかる多くをメンバーで担い合っている。

【作品「新平和」について】
広島への原爆投下。あれから70余年、全国的に原爆だけでなくあらゆる戦争への記憶が薄れつつある現在、ここ被爆地広島においても、家族、友人、同僚など日常生活の中で原爆について語り、思いを巡らす時間は次第に失われつつあります。
それは舞台芸術も同じく、全国的に見ても、広島においても原爆を扱った作品は時間を経るごとに、当事者の高齢化と共に少なくなり、この先はさらに数を減らしていくことは確かでしょう。
広島に生きる私たちに、語れることはないのだろうか。
そうした問いから、私たちは2016年8月6日の朝、広島市平和記念公園に赴き「現代のその日」を目撃しました。
多くの人で埋め尽くされたそこには、当初の想定を上回る圧倒的な混沌と、言葉では語りようのない”何か”がありました。
この作品は、1945年の原爆投下という惨劇と2016年そこに生まれた語りようのない”何か”を、メンバーで対話を重ねながら舞台に映し出す試みです。願わくばこの作品が今を生きる人びとにとって、原爆や戦争、そして人間を語り合うためのきっかけになれば幸いです。





2017年6月1日木曜日

【アクターズラボ】土曜日19:00の回の残席が少なくなって来ております。

ついに、帰宅時夜明けを迎えてしまいました・・・。
呉から出勤も考えたのですが、寝たら起きれない恐怖と、出勤ラッシュの恐怖に耐え切れず、稽古終わりの4:00前に鶏が元気よく鳴く中帰路につきました。
出演者も10人を超えると、総出のシーンは本当に大変です。そしてそれを演出するエネルギーは相当なものだと思います。
柳沼さんの演出は、明確で緻密でそして妥協(サボり)を絶対許しません。セリフの有る無しに関わらず、全員に瞬間瞬間の責任を問います。ほんの数分のシーンを、何度も何度も繰り返し稽古します。それを映像に撮り、全員自分でチェックします。
普通の舞台なら本番に合わせてしょうがないと妥協点に落とすかもしれない箇所、演出の技量でコントロールできるであろう箇所などを、アクターズラボという現場では、それをしないことを決め、役者自信がもう徹底的に自分の芝居とダメ出しに向き合って返し稽古の瞬間瞬間にさっきの自分を越えていくことを目標に定めました。
そして、誰もお客様で居られないこの現場は、スタッフワークも同時進行で行わねばなりません。
演劇を創るということは、渡された台本のセリフと段取りを覚えることじゃない、という事はまま聞く話ですが、じゃあ一体どういうことなのか、何をするのか、という事まで追求される現場はおそらく広島ではそうそう無く、今1期生のメンバーは「ラボ」である意義を含め身を以てそれを感じてくれているのではないでしょうか。そういう稽古場を実現できたことは、次への一歩の予感を感じさせてくれ、希望がわたしの疲労をこえてくるのです。みんなの疲労もピークに達してきているころだと思います。ここからが正念場です。

さて、6/10(土)19:00の回の残席が少なくなってきております。ご予約フォームはこちらをクリックください。

どうぞどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
●日時/2017年
6月9日(金)19:30
6月10日(土)13:00/19:00★
6月11日(日)13:00/16:00
★アフタートーク有り
ゲスト・永山智行(劇団こふく劇場)
●料金/一般前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下前売り500円(当日 1,000円)
●作・演出・構成/柳沼昭徳(烏丸ストロークロック
●出演・スタッフ/芦田なつみ、落合晶子、梶田真悟、川村祥太、坂田光平、坂本悦子、佐々木あや、武田宜裕、田村優子、中島由美子、藤井友紀、山川愛美、山田めい
制作/岩﨑きえ(舞台芸術制作室 無色透明)
●主催/舞台芸術制作室 無色透明 広島市東区民文化センター