生きてます。
うわあ、ブロガー失格と言わざるを得ないこの更新のなさたるや・・・
言い訳じゃないですけど、SNSにもほとんど顔を出していませんYO・・・
いやしかし、わたしはSNSはやめてもブログだけはやめるつもりはないので更新します・・・!!!
「人形の家」公演、間も無くです。めちゃくちゃいい作品なので、兎にも角にもお越しください。
チケットのご予約はこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/iira2022
Innovative Incubation of Regional Arts~三重・広島~2022 「人形の家」
原作:ヘンリック・イプセン
構成・演出:鳴海康平
出演
ノラ:小林冴季子
もう1人のノラ:松陰未羽
ヘルメル:小菅紘史
リンデ夫人・調査員:木母千尋
クロクスタ:江島慶俊
ランク:深海哲哉
【三重公演】テアトル・ドゥ・ベルヴィル
2022年9月11日(日)18時
一般前売り・当日:2,500円
25歳以下前売り・当日:1,500円
18歳以下、劇場支援会員:0円
【広島公演】WAKOゲバントホール
2022年9月16日(金)19時30分
2022年9月17日(土)13時、19時
一般前売り:3,000円
25歳以下前売り:2,500円
18歳以下前売り・当日:1,000円
一般当日:3,500円
25歳以下当日:3,000円
照明:村上哲也(株式会社フルライトユニオンコーポレーション)
音響:佐々木恭平(株式会社サウンドカンパニー)
プロデューサー:岩﨑きえ(舞台芸術制作室無色透明)
主催:一般社団法人舞台芸術制作室無色透明
協力:合同会社第七劇場、グンジョーブタイ
わたし、制作者としての能力低下してるかもしれない・・・そんな不安に襲われる今日この頃です。多分単純に歳をとってきてるせいもあります。
昔はいわゆる将棋で言う「多面指し」の状況も難なくこなしてたと思います。40歳過ぎてからはなかなかどうして、そうもいきません。早い段階で脳がパンクしてます。
わたしはサラリーマンなので、平日5日間8:00〜18;00で拘束があります。ので、制作業ができるのはその前後、もしくは昼休み。もしくは土日。そんな中でも12年前に事務所を構えてからは「仮に制作業務が深夜に至ったとしても、自宅に仕事を持ち帰らない」と言うことを心がけてきました。
と言うのは、とにかく、演劇界の仕事の仕方はブラックすぎる。できる時にできる限り仕事をしてしまうと、段々プライベートとの切り分けができなくなり、心が病んできます。
拘束12時間は当たり前。深夜のメールもLINEも日常茶飯事。制作者に至っては24時間何らしかを管理していないといけないこともままあります(ソールドアウトギリギリとかの公演では・・・)そんなこんなで無色透明のライングループでは、夜21時30分以降の投稿は基本禁止しています。
趣味の人は別にいいけど、演劇を「仕事」としている人は、最低限のルールを先達が率先して守ろうと努力しなければ率先して心が死んでしまいます。若い制作者も育ちません。(わたしも所属するON-PAMという機関では、そういうところに問題定期が都度されており、これが広まればもっと制作者が普通の仕事として認知・意識されていくのではないかと、結構自分を律する意味でも、刺激になってます)
とはいえ。
実は最近、家庭内感染でコロナに罹患してしまい・・・リスケに次ぐリスケ・・・こんなはずじゃなかったスケジュール炎上。流石のわたしもルール無視せざるを得ない日々です(まあまあ自業自得だけど)気づけば4つ位の企画がラップしてる。今年度終わるまで土日全滅してる。
うわーーーー
と思うことがないわけじゃありません。
「演劇、大好きです♪」
とか、到底無邪気にいえません。
それでも、わたしは恵まれている方だと思います。
投げ出せない組織があること。スタッフが助けてくれること。同じくらい苦しい立場で頑張っている友人が身近にいること。仕事を依頼してくれる人たちがいること。会社に「公演があります」とお休みを申請させてもらえること。「がんばれ」と言ってくれる友人がいること。そして何より公演を観にきてくださるお客様がいること。
自分の中だけで、決して物語は完結しないしできないことに気づけただけでも、わたしは幸運だと、思わざるを得ない。毎日しんどいし、躁鬱になりそうだし、想像していたより過去からの現在、そしてここからの未来はずっとしんどいかもしれないけれど、自分で決断したことに誇りを持てば、そこに息づく「詩」は生まれると信じています。
鳴海さん演出による「人形の家」は、そう言うお話なので、ほんと、観にきてください。
お待ちしています。