イベント盛りだくさんの週末、そしてお足元の悪い中、ご来場くださいまして誠にありがとうございました。
筋のとおった、そしてひりり、と皮膚にささるような烏丸のお芝居を、広島で再び上演できたことを心から感謝いたします。
今回も「初めて演劇をみる」という方に何人かお声がけし、ご来場いただくことができました。そういう方たちにとって「初めての演劇」が烏丸ストロークロックであったことを、わたくし自身とてもうれしく思います。
演劇は、映画やテレビと違い観賞することそのものにエネルギーを使います(予約したり、時間に遅れないように行ったり)その結果がっかりだ、という思いだけはしていただきたくない、と常々思っております。
ただ、面白い、面白くないは主観ですから、人それぞれに感想は違います。
だから安易に面白い、とか、笑いあり涙ありなんで、ということは謳えません。泣くも笑うも観る方たちの自由であり、我々が提示・示唆するものではないと思うからです。だから、必ずしもニーズにお応えできる作品ばかりというわけにはいかないこともあると思います。しかし、繰り返しますが、おすすめするものは筋の通った質のよい演劇であることだけは、お約束できたらと思っております。
今後も、舞台は続きます。
ご来場をお待ち申し上げております。