2025年2月10日月曜日

【山小屋シアターについて】山小屋シアターふゆの演劇まつりのご案内

 3月1日の地域間新進芸術交流普及促進事業2024と翌週の劇団こふく劇場 プロデュース公演とをあわせて「山小屋シアターふゆの演劇まつり」を行います。


山小屋シアターは、わたしが広島に戻ってきて出会った、わたしが育ったちいさな劇場です。無色透明の拠点事務所が近所になったのは本当に偶然でした。

長年、わけあって休眠していましたがコロナが終息を迎え始めたころ、「あの頃のみんなが頑張って作った場所だから演劇が出来る場所として残したい。やってみないか」というオーナーさんのお気持ちに感動し、去年度から無色透明のもう一つの拠点とさせて頂いております。

雑居ビルにある民間のスペースなので、気を配らないといけないこともたくさんありますし、場所の管理運営はとにかく大変・・・ただでさえ事業に追われまくっている無色透明スタッフ達にあまり負担をかけたくはないとは思いながらも、広島に戻ってきて、演劇はやりたいけど右も左もわからない、という状況でこの場所と出会い、育ててもらった経験とご恩返しがしたいと思いました。

微力ながら広島でそういう役割を担っていける場所にしたいと思っています。(なので、基本貸し館事業はしていません)「空いているから使う場所」ではなく、「ここに来ればいい作品に出逢える」広島の人たちにとってそんな場所に出来たらいいなという願いからです。

3月1日、2日の第七劇場との作品に続き、3月8日は、宮崎のこふく劇場、熊本の劇団きらら、そして無色透明との協働事業です。無色透明からは小林冴季子が客演させていただいています。

お得な通しチケットございますので、ぜひ両作品ご覧頂きたいです。

山小屋シアターふゆの演劇まつり通し券 4,500円

劇団こふく劇場 プロデュース公演♯31 わたしの文庫シリーズvol.1 わたしの「銀河鉄道の夜」

劇団35年目の新シリーズは、近現代の男性作家が書いた文学作品を、現代の女性劇作家・演出家が読み直す企画。その第1弾として、長年、九州の演劇界をリードしてきた、熊本の劇団きららの池田美樹氏を演出に迎え、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読み直し、現代の「ほんとうのしあわせ」を考える旅に出たいと思います。

​貧しい少年ジョバンニは、幼なじみのカムパネルラと銀河鉄道に乗って旅をする……

原作:宮沢賢治

作・演出:池田美樹[劇団きらら]

出演:濵沙杲宏 有村香澄 池田孝彰[劇団こふく劇場] 野辺智聖[サラみやざき] 日髙啓介 小林冴季子[舞台芸術制作室 無色透明]

チェロ演奏:浜砂なぎさ

日時

2025年

3月8日(土) 14:00 / 19:00

3月9日(日) 14:00


チケット〈日時指定全席自由・税込〉

一般 前売2,500円 (当日3,000円)

U25割(25歳以下) 2,000円(前売・当日共)

やさい割2,000円(前売のみ)

ギフトチケット前売3,000円(当日3,500円)

高校生以下 無料(要予約)

※未就学児入場不可


※U-25割は、公演当日に25歳以下の方が対象となります。(公演当日証明提示)

※やさい割は、ご家庭で収穫された野菜を上演日にご持参くださる方が対象です。

※ギフトチケット:高校生以下の子ども達が無料で観劇できるよう、その分をおとなが負担する、おとなが子ども達の観劇を支援するチケットを用意しました。劇場が、社会の中でお互いを支えあう事を実感する場となればと願っています。

チケット取扱い

◉ 舞台芸術制作室無色透明  予約フォーム 

◉ カルテットチケット  予約フォーム 

◉ ローソンチケット  https://l-tike.com/  [Lコード:63109]


音楽:浜砂なぎさ

美術:濵沙杲宏

照明:川田京子[ユニークブレーン]

音響:田尻穣

衣裳:池田美樹[劇団きらら]

宣伝美術・写真:グンジキナミ

制作:有村香澄・髙橋知美[キューズリンク] /舞台芸術制作室​ 無色透明(広島公演)

芸術監督:永山智行

主催:合同会社こふく劇場/一般社団法人舞台芸術制作室無色透明

助成:芸術文化振興基金助成事業

お問い合わせ:劇団こふく劇場(合同会社こふく劇場)